激動のカンボジアを生きぬいて―「未来の光孤児院」院長ヌオン・パリー自伝 [単行本]

激動のカンボジアを生きぬいて―「未来の光孤児院」院長ヌオン・パリー自伝

激動のカンボジアを生きぬいて―「未来の光孤児院」院長ヌオン・パリー自伝

内容(「BOOK」データベースより)
マザー・テレサダライ・ラマも受賞したマグサイサイ賞を受賞。悲劇は突然やってきた―1975年4月17日、32才。ポル・ポト政権に蹂躙され、すべてが奪われた。難民キャンプ生活でのNGO活動―孤児や女性たちへの支援活動が「未来の光孤児院」の始まりだった。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヌオン・パリー
1943年生まれ。カンボジア黄金期に子ども時代を過ごす。当時カンボジア唯一の女子高を卒業後、フランスへ留学。1963年に帰国後結婚、二児に恵まれる。財務省などに勤務。1975年4月17日、突然、クメール軍によりプノンペンを強制退去させられ流民となり、強制労働を強いられた。年月を経て政情が変わったが、生命の危険と苦難は続いた。難民キャンプ生活中に「クメール人民うつ救済センター」を立ち上げ、女性や子どもたちの救援にあたる。難民キャンプを出たのち、その組織を「未来の光孤児院(ワールドメイト未来の光孤児院)」へ発展させ、孤児の教育・育成などの支援にあたり、現在に至る。その人道的活動に対し、1998年にラモン・マグサイサイ賞が贈られた